知財系大学院
今月の始め頃ですが、知財検定を運営している知的財産教育協会からのメール情報で弁理試験の新しい免除制度について以下のようなことが書いてありました、。
(引用)---------------------------------------------
「 (弁理士試験の体系)
(1)短答式試験(工業所有権法50問、著作権・不正競争防止法10問)
↓
(2)論文試験(必須科目:工業所有権法) + 論文試験(選択科目:各種)
↓
(3)口述試験(面接)
このような試験体系に対して、免除制度として修士(または博士)論文に基づく論文試験(選択)免除制度というのは以前より存在しましたが、今回の改正により更に拡充して加わった3つの免除制度は以下の通りです。
(1)短答式試験合格
→ 合格発表から2年間短答式試験免除
(2)論文式試験(必須又は選択科目)合格点
→ 合格発表から2年間該当論文試験免除
(3)大学院(*1)で知的財産科目(*2)単位取得
→ 院修了から2年間短答免除(*3)
(*1)全ての大学院が対象(知財専門職大学院には限らない)
(*2)経済産業省令で単位数が決定(12月予定)
(*3)著作権法・不正競争防止法部分(約10問)は免除にならない
このような改正により、従来の修士(又は博士)論文による論文免除に加え、短答式試験の免除が加わったため、大学院で知的財産を学んだ場合には短答と論文のいわゆるダブル免除の可能性が生じている点はまだあまり知られていないようです。」
---------------------------------------------------
ここに書かれている通り、弁理士試験の免除について(1)、(2)は知ってたけど、(3)の大学院で知財科目単位取得で短答一部免除は全然知りませんでした!
(一応詳細は特許庁HPの「特許庁の取り組み(法改正のお知らせ)」の「弁理士法の一部を改正する法律」を参照してください。)
確かに僕なんかみたいに大学院行ってない者にとっては、短答(一部)+論文(選択科目)がダブルで免除になる可能性があるみたいです。
そんなわけで、このことを知ってから最近、社会人で仕事をしながら通えるような知財系の大学院を調べたりしています。
具体的には、立地や授業内容等を考慮すると、
・金沢工業大学大学院 知的創造システム専攻 知的財産プロフェッショナルコース、
・東京理科大学専門職大学院 総合科学技術経営研究科 知的財産戦略専攻(MIP)
の2校が気になっています(なんか大学院の専攻名ってやたら長いですね・・・(^^;))。
金沢工大の方は、数年前から存在を知っていて(よく知財系のサイトなんかで宣伝見かけます)、早い段階から知財系に力を入れている大学というイメージがあって、なにより僕が勤めている事務所から歩いて10分かからない位置にキャンパスがあるというのが魅力です。
理科大の方は、数少ない知財系の専門職大学院ということで気になっています。
最初のイメージだと知財系の大学院と言うと法学部の延長みたいなイメージでしたが、どちらの大学院も知財の実践的な学習を目的としているようで、講師の方は企業等で実際に実務を行っている人がほとんどで、ビジネススクールという感じです。
すでに金沢工大の方はオープンキャンパスや説明会なんかに参加して、実際の授業をみたり大学のシステムなんかは聞かせてもらいました。
理科大の方も来月ある説明会に参加しようと思っています。
ただ、どちらの大学院も費用が高いというのが僕にとってネックです。卒業するのに200万以上かかるっていうのは現実的に厳しく、気軽に行けるものではありません・・・。
でも、こうして今回弁理士試験の免除目当てということで大学院のことを色々と調べ始めたわけですが、今は免除とか抜きでも、こういう実践的な大学院等に通って本格的に知財の仕事を学ぶことはおもしろそうだし、将来的に自分の役に立ちそうだと、興味を持っています。
なにより、他業種の方達と一緒に似たような目的を持って勉強できるのは、資格関係なく自分の視野を大きく拡げることができそうな気がします。(新卒で特許事務所という狭い世界に入った僕にとっては特にその辺のものがほしいので。)
その上で免除も付くと考えるとそんなに高いものではないのかもしれません。
とは言え、やっぱり大きなことなので、とりあえず理科大の説明会等も行ってみて、まだ色々と考えてみようと思っています。
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