知財妄想
先日R25について触れましたが、この記事を読んでも分かるとおり、やっぱり弁理士とか、特許、知的財産、特許事務所なんて言葉はまだまだ一般の人には馴染みのないものなんだなぁと思います。
ですから、僕なんかは未だに美容院なんか行ったときに「お仕事何されてるんですか?」って聞かれるのがちょっと苦手です(^^;)。
元々初対面で話するのが苦手、その場限りの話っていうのが苦手というのもあるんですが、「特許事務所に勤めてます」と言った瞬間「えっ?なにそれ?」と困惑され、そこからこの仕事について一から説明しなきゃいけないというのが面倒というか、うまく伝えられないというか・・・(要するに話下手なだけ?)。
最近、僕自身もそうですが、ブログ書いてますとか、mixiやってますなんて人を普通に聞くようになってきたけど、知財についても同じようにもっともっと一般の人たちにも浸透していくといいのになぁなんて思っていたりします。
そして、そのうち逆に美容師さんから「私最近、特許取りまして、これは私が発明したモノなんですよ~」とかいう話が聞けるようになったら、僕もノリノリで話できるだろうに(^^;)
または、名刺に「特許○件取得・出願」とか書いてあったり、履歴書に「取得している特許権」の欄ができたり、ラーメン屋で「特許はじめました」と貼り出されたり・・・、普通の人のステータスになったらおもしろい(^^)
でも現状では、知的財産(特に特許)は、妙に難解なものと思われている上、現実的にすごいお金や時間がかかるものだから、今のままではなかなか一般受けはしなさそう・・・。
実際特許の仕事をしている自分自身、自分の特許出願なんかはしたことないわけで・・・。
そういう意味では、実用新案が庶民向けでいいと思うんだけど、なぜかイマイチぱっとしない印象が・・・(個人的には、もっとうまく使えそうな気がしてるんですが・・・)。
そもそもネーミングが悪いのか、実用新案っていう言葉自体知らない人が多いような気が・・・。
とにかくなんかうまいことして特許や実用新案をもっと簡単で身近なものにできて、普通の人のちょっとしたアイディアも活かせるようになったら、本当の意味で日本は知財立国っていう感じになって、今の仕事ももっとおもしろくなるんじゃないかなぁ・・・
なんて妄想したりしています。
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