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一人出張の結果

一人出張の方はなんとか無事に終えることができました。

前日、チェックリスト作ってみたり、事前に送られてきた発明提案書や資料等を読み込んだり、関連ありそうな過去の文献を調査してみたり、クレーム案考えてみたりと、一日掛けて入念に準備はしてはいったんですが、実際話聞いてみたら、追加資料が出てきたり、ちょっと発明のポイントが思ってたところと違ってたり、話していくうちに方向性が変わったりするものなんかもあって、準備したことがうまく活かされなかった部分も多かったですsweat02

闇雲に準備するよりも、提案書や資料からどの程度発明が固まっているかを見極めて準備の度合いを考えた方が効率がいいみたいです。

今回一人でヒアリングしてみて気づいたのは、二人で聞きにいっていたときは、もう一人の人が質問している間に、自分の方でじっくり考えることなんかができてたんですが、一人で話を聞くことになると休む暇なく話を聞くことになるので、なかなか頭を整理することができない。

常に頭をフル回転させてなきゃいけなくて忙しい感じsweat01

そんな感じだったんで、チェックリストは結構役に立ちました。

ちなみに今回作ったチェックリストはこんな感じです。

(1)発明者情報
□出願初めてか?過去の出願は?
(2)背景技術
□基礎的な技術は?従来はどうしていたか?
(3)先行技術文献
□従来技術の一例?従来技術を改善したもの?
□構成確認
□作用効果確認
(4)解決課題
□従来技術、先行技術文献の欠点を列挙(効率が悪い、コスト高、構造複雑、機能低下、等・・・)
□その欠点の理由
(5)本発明の目的
□何を解決?何をしたいか?
<実施例>
(6)構成
□図面(概略構成、斜視図、断面図、等)確認、接続関係等確認
□制御、方法の場合→ブロック図、フローチャート、タイムチャートあるか?
□各部の名称・用語の確認(英語、略語等→日本語名称)
(7)作用
□どのように動くか?
□制御手順の確認
□効果への結びつき
(8)効果
□効果・利点の列挙
□どの構成・作用から導かれる効果なのか?従来技術と比べてどういいのか?
(9)他の実施形態の確認
□第1実施例の構成との違い・付加・削除・代替要素の確認
□第1実施例の作用・効果との違いの確認
<特許請求の範囲(クレーム)>
□構成要素列挙(前提部分、特徴部分)
□実施例との対応付け
□<発明の名称>
<その他>
○本発明を一言で言うと?
○発明者からの要望
○知財部からの要望

事務所の弁理士さんが持っている基本テキストというやつをちょっと参考にさせてもらって、自分なりにアレンジして作りました。(この基本テキストは、各分野(機械、電気、化学、生物、ソフトウェア)毎の明細書の書き方や拒絶理由に対する対応等、実務的なことが具体的にわかりやすく書いてあって色々役に立ちます。)

実際は厳密にこれに沿ってやったわけでなく、お客さんの発明提案書も明細書の流れに沿って書いてくれているから、それをメインに話を進めてもらって、足りないところをチェックするという感じでした。

あとは、実際に書いてみて何が足りなかったか、どうすればよかったかなどを検討して改善していきたいと思います。

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